己亥のむにゃむにゃ

ちゃんと自分で書いてるブログです。

LGBTについて思う②「こころは女」

【はじめに】
 8月にLGBTについて書いた。
 その時、タイトルに①をつけたのは、
 その後も多分LGBTについては
 まだ、書きたいと思うこともあるだろうと

    考えたからだし、

 その時点で違和感満載だった。
 そして、、、②を書こうと思う。


 っていたら、
 書き始めてから1週間以上たってしまった。
 ではスタート。


【やはり出た「こころは女」という外見男性逮捕】
 ※あえて「心」ではなく「こころ」と書く。
 先日(11月13日)、三重県の桑名市で、
 「こころは女」という男性が温泉施設の

    女湯に入って逮捕された。
 逮捕にいたる経緯は、
 ニュース等で数多く取り上げられているので

    省略する。


【LGBT理解増進法の影響なのか、単なる変質者の犯罪なのか】
 LGBT理解増進法(以下、LGBT法と記す)が

    成立する過程であった議論の中で、
 「LGBT法が成立すると、

       こころは女という外見男性が
  温泉や銭湯などの入浴施設に

        入ってくるようになる」
 という意見と
 「6月23日に厚生労働省が出した通知には
  『男女とは、

            身体的特徴をもって判断するもの』
   という一文があるから、外見男性が入浴

       することはない」
 という意見の対立があった。
 このことから、この事件を受けて、
 前者は「ほら、やっぱりそんな外見男性が

                   現れたではないか。
     今後もどんどん出てくるぞ」
 といい
 後者は「これは変質者が起こした事件で、

                   今までにもあった。
     容疑者はこれまでどおり逮捕された

                   ので良いではないか」
 という。
 こんな意見の対立状況では埒が明かない。
 それぞれ、自分の意見が正しいといって

    引く気配がないからだ。


【いずれにせよ普通の女性には住みずらいのでは?】
 どちらの意見が正しいか間違っているか。。。
 そのようなことではなく、
 今後予想されることを考えてみたい。
 ただ、間違いなく言えるのは、
 「これまで普通に暮らしてきた普通の女性が
  一番住みづらくなる」
 ということだ。


【どのようなことが起こるのか】
 では実際どのようなことが起こるのか考えて

    みると


  ①少なくともこのような「こころは女性」

           が増える。
  → 今回の事件のように女性の入浴施設に

               入ろうとするこころは女性という

               外見男性が増えると思われる。
    が、先にも言ったように、

               このような人物は
    a「良からぬこころを持った男性」
    と
    b「本当にこころは女性の外見男性」
    とに分けられる。
    aは逮捕して犯罪者として処分すれば

               いい。
    しかし問題なのは、bが実際にいた場合だ。
    この場合は、もし逮捕したとしても、

               結果として無罪放免となるだろうが、

               それまでに時間がかかり、
    社会問題にもなり、警察や司法に

               相当な重圧をかけることになるだろう。
 その結果、
  ②変質者とトランスジェンダーの区別が

           簡単につけられなくなる。
  → こうなると、そのような施設の

               従業員や管理者は、本人の自己申告

               のみで、入場させてしまうことが

               多くなるだろう。
    もし、その本人がトランスジェンダー

               の場合、
    施設や入場させたものが責任を

               とらなければならなくなるからだ。


 この段階で、
 「外見で入場を制限することができる」
 と言い張っている者たちの主張が通らなくなる。
 ※というか、
   そもそも入場する時に受付などで

           その人物を裸にしてチェックすることは

           できないのだから、入場して問題が

           発覚しないことには対応できないのだ。


 そして、
  ③普通の女性もトランス女性も入浴施設に

           入りづらくなる。
  → ここまで来ると、少なくとも現在の

               入浴施設は、普通の女性は利用しない

               ようになり、トランス女性と男性客

               ばかりになってしまうだろう。


 今後は、
  ④TだけじゃなくQ+の人たちも出てきたら

           大混乱。
  → LGBT法で示されているのは、
    この4つに分類される人々のことだけ

               を言っているのではない。
    Q+の人たちのことも当然に含まれる

               だろう。
    例えば、
    「今日は女性」とか「今は女性」という

               人が、入浴施設など、これまで女性専用

               と思われてきた施設にどんどん入って  

               くることになるだろう。


【今対応していることは本当に良いことなのか】
 LGBT法ができた後、
 『全ての女性の安心・安全と女子スポーツの

        公平性を守る議員連盟
  通称:女性を守る議員連盟』
 が発足し、LGBT法施行後に起こる普通の

    女性を守る法整備等を検討することとなった。
 「この議連の活動で、普通の女性が被る不利益

       をなくしていけば良いではないか」
 と言っている識者やインフルエンサーが多く

    あるが、
 本来は、そのようなマイナス点を出し尽くし、

    それに対応する実施内容を取り込んで

     LGBT法の中に入れるべきで、
 後になってから取り組んでも、対応策が法律化

   するまでには時間がかかるため、

    LGBT法に沿ったあらゆる制度や施策が
 動き出してしまう。


【既に動き出している社会の変化】
 現に、
 7月11日、最高裁判所が、
 「トランスジェンダー女性のトイレ使用に

        制限を付けたことは違法である」
 との判決を下し、
 10月25日には、同じく最高裁判所が、
 「トランスジェンダーが性別を変更したい場合、

       生殖機能をなくす手術を行うことと規定して

       いるのは違法」
 という判決を下した。
 どんどんLGBT法に基づく法解釈が進んでいる。
 しかも、最高裁判所の判決という最終判断が

    出てしまっている。


 議連の活動だけでは、到底このような社会が

    変わる動きには間に合わない。


【どうしたらよいのか】
  一度廃案にし、もう一度はじめから審議し

    直してほしいものだ。


【ある疑問】
  ここまで考えてきて、、、ふと思う。


  少なくとも、
  日本で、いま判決が出たり、問題になったり、        

        報道されていることの主体は、

        すべてトランス女性(外形的には男性だが

        こころは女性)だということだ。


  なぜ、トランス男性(外形的には女性だが

        こころは男性)という人が訴えたり、

        話題になったり、報道されたりしないの

        だろう。


  無茶を承知でいえば、
  少なくとも、いま、日本で、起きている

       ことは、男性の我儘な犯罪行為を是認して、

       女性の居場所をなくし、社会を混乱させ、
  ひいては
  民主的で自由な日本を転覆させようとして

       いる悪い人たちの壮大な戦略なのでは

       ないだろうか。


  少なくとも、そうでないことを切に願いたい。



  とりあえず、今回はこれで終わり。